2018年4月25日水曜日

新作「抹茶ガトーショコラ」のご案内/しゃくなげが咲き始めています

高野槙と喫茶の店 蜩(ひぐらし)です。

3月31日に、昨年の台風で長らく運休、代行バス輸送になっていた
南海高野線が運行再開しました。
運行再開の3月31日を喜びとして、その日から、
新作のケーキをお出ししています。

自家製 抹茶ガトーショコラ 450円


各テーブルに置くメニューPOPは、こんな感じにお作りしました♪


抹茶とチョコレートが奏でる、濃厚で上品な苦みと甘さのハーモニー。
お好きなお飲み物とともに、ほっと落ち着ついていただくにはぴったりの
和スイーツです(^^♪

お客様からも大好評です。
海外のお客様も、よく挑戦されて、美味しいとお褒めいただきます。
おかげさまで、子どもが寝ている夜と早朝に、
チーズケーキと抹茶ガトーショコラの製作に追われる生活となりました(;^_^A

さて、子どもがこの4月に高野山こども園に入園し、
元気に園生活を送っています♪


↑ これは、朝の園バスが来るバス停まで歩いて行く時間になるのを、
制服を着て、荷物を背負い込んで、お店で待っているところです。

園で子どもを一日、預かっていただけるおかげで、平日は夕方4時まで、
私、ATSUKOもお店の仕事に専念できるようになりました。
やんちゃな2才の子どもとお店を抱えて、もうパンクする、と途方に暮れていた
3月までの生活が、入園した4月から大きく変わりました。
本当に保育は安心して助けていただける、偉大なシステムだと感謝しています。

さて、今週、店主と子どもと私の三人で、日曜昼間の金剛峯寺に
散歩に行きましたら(日曜昼間からいいのか、というところですが(^^ゞ)、
しゃくなげが咲き始めていました。


この写真では、わかりにくいですが。
しゃくなげの名所の金剛三昧院で、もう咲き始めているそうです。

高野山道路では、ふじの花も見られます。

金剛峯寺の桜は、4月22日時点で終わりかけ、でした。今年は暖かくなるのが
異例なほど早かったので、お花の見ごろも早まりますね。



もうすぐゴールデンウィーク。
ゴールデンウィークは、ぜひ高野山へ!

2018年2月5日月曜日

大寒波到来、深夜の手作業に心を込めて

高野槙と喫茶の店 蜩(ひぐらし)です。

大寒波がまた来ました。深夜、2才になった娘の豪快な寝相に
少し安心して、私(敦子)は作業に入ります。

春のシーズン開始に備えて、各POPを作り直していきたいと
思っています。
昨日は、自家製チーズケーキのPOP・広報用の写真を撮りました。
今まで使っていた写真は、なんと2年前のものでしたから、
それはチーズケーキも、POPも(どちらも最初は上手くなかった…(^^;))
「進化」するわけです。


↑レトロな喫茶店のテーブルPOPらしくなりましたよね!!

自家製チーズケーキは、ホール(8切れ分)でのご注文も承っております。


ところで、先ほどの自家製チーズケーキのテーブルPOPは、あと一つ、
できればお待ちのお客様の分も入れると、あと二つ、作成せねばなりません。

1月末に、カフェスペースに2名様のテーブル席を増設したためです。
春~秋のシーズン中、満席で、長くお待ちいただいたり、
当店での喫茶・お食事をあきらめていただかねばならないことが多いため、
可能なかぎり、座席数を増やしました。



座席を増やしたものの、2月に入り、また大寒波到来。


冬の高野山がお好きで、代行バスやお車でこの時期にはるばる、来てくださる
お客様もいらっしゃいます。
シーズン外れの冬ならではのお客様との素敵な出会いも、
私たちの楽しみになっています。

でも、やはり春が待ち遠しい面もありますね。
氷点下になる厨房を早朝、ストーブで暖めながら、
春のシーズン開始に間に合うよう、
新作の和スイーツの試作に店主と取り組んでいます。

今年の夏は、スカッと爽快な飲み心地のつめたいお飲み物も、
メニューに増やしたいな… とも、今から考えてみたりします(^^♪

昨年の台風の被害が深刻で、南海高野線一部運休のため、
代行バス・代行タクシーでふもとの橋本と行き来する形が続いています。
「高野山は、ますます秘境のようになったね」と言われます。

そんな不便の中、来てくださるお客様を精いっぱい、おもてなししたい。
子育ても今、本当に大変な時期ではあるのですが、
皆が寝静まった時間になると、子どもが起きている間はできない作業を
しなければ、と起きる私。
そんな深夜の手作業で、POPがひとつずつ出来ています。


≪料金改定のお知らせ≫
直火焼きサンドウィッチ ドリンクセットを980円に
改定いたしました。


醤油味が特長の卵焼きが、さらに大きくなって美味です!
お飲み物は、お好きなお飲み物をどれでも、お選びいただけます。

2017年11月2日木曜日

田舎で育ち、暮らす豊かさ ~高知・四万十へ~

高野槙と喫茶の店 蜩(ひぐらし)です。

10/10~10/12に、3日間休業させていただいて、
店主の故郷・高知県四万十市(店主のお兄さんの家)へ、
家族三人、遠路、車で行ってきました。
店主の両親のお墓参りをかねて。

四万十の店主の実家は、清流・四万十川と太平洋がすぐそばの
山の中!




子どものころの店主は毎日、木渡りをしたり、海にもぐって魚を捕ったり、
育ちの中で、四万十の自然の中で遊ぶことしかしてこなかった! というほどなのだそうです。
このときも、家の近くの木にのぼって、私に「こくぼ」(あけびの一種)を採って、食べさせてくれました。

私は思いました… こんなに豊かな自然の中で、のびのびと育った店主なら、
高野山での暮らしも、無理なく普通にできるだろう。

それに対して、都会の京都から高野山に移住して、
私は「田舎」にどんなにカルチャーショックをうけてしまったことか。
都会の狭苦しさ、人や情報、物の多さは、
この四万十のひろびろ、静かな環境と、同じ日本と思えないくらい、
違っています。
その都会の暮らしが、自分の常識になっていた私ですから。

高野山へ来て、大自然が怖くて(そう、自然は怖くて当然ですよね)、
京都にあるものはこちらに何もない、と、
失ったものばかり数えていた私でした。
でも、もし私が田舎で生まれ育っていたら、
どんなにたくましい人間的土壌を身につけられていただろう、
人生はあまりに違ったのじゃないだろうか、
と四万十に行って感じました。

本当に、四万十は心も体も、豊かに穏やかにしてくれるところでした(*^^*)

そして、高野山は、田舎とはいっても、また特殊な田舎なんだと、
改めて思いました。
宗教都市であり、観光・参拝の地であり。
山の上に開けた、ちいさな町であり。


お寺もお店も、シーズン中は毎日バタバタしていますしね(;^_^A
住んでいる者は、心休まるときがなかなかないのです。
ちょっと、四万十の静けさがうらやましくもなる、このごろです(^-^;

2017年9月22日金曜日

山道の運転 ~聖地に暮らして、「自分の時間」をつむいでいく~

高野槙と喫茶の店 蜩(ひぐらし)です。

9月14日に、高野山生活4年目にしてやっと、
ふもとの橋本市まで車の単独・往復運転ができました!
1歳8か月の娘を連れてでしたから、それなりに大変でしたが(;^_^A

今まで、大阪から長距離、運転しても、
いつも店主に助手席に乗ってもらっていましたから、
「橋本市まで単独運転で往復すること」は、長いあいだの私の課題でした。


できてみると、9月19日にも、娘を連れて2回目の単独・往復運転、
問題なく用事もこなせて、運転にも慣れてきました。

ふもとの橋本市のスーパーに、自力で運転して行くと、
並ぶ雑誌・文房具の豊富さに改めて感激するのでした。
高野山は、スーパーがないものですから。

運転をようやく克服できても、やはり、
高野山からふもとまでの片道1時間近くは、
私には「長い。長すぎる」と感じられます。


でも、長い山道は厳然として、ある。
そして私は、運転してこそ「こうや暮らし」を自分の力で作っている、といえますよね。

ひとりで運転していちばん大きいと感じたのは、
運転することで「自分の時間」が作れたこと、
またそれで心に「自分の領域」が作れたことでした。

かじか観音尊(かじかドライブイン)

「自分の時間」「自分の領域」が持てることって、大切ですよね。
聖地・高野山の偉大さに圧倒されてしまって、
家族との生活もあわただしく、
私はなかなか自分の時間や心の領域が、作れなかったのかもしれません。

ふもとまで運転できるようになって、生活も心も大きく変わり、
「こうや暮らし」も次のステージに入りそうです。
とても楽しみです(^^♪

2017年8月30日水曜日

可憐な和のアクセサリーをお土産にどうぞ!

高野槙と喫茶の店 蜩(ひぐらし)です。

当店では、高野山麓の橋本市に住むLISAさんの
手作りビーズ・レジンアクセサリーを、
5月より店内コーナーを設けて販売しております。

一点一点手作りの可憐さにあふれた
アクセサリーを多数、とりそろえております。



中でも、高野山にちなんでLISAさんが
デザインしてくれた、和のモチーフのアクセサリーが、
ストラップをはじめとして、
ご来店のお客様に喜ばれております。
海外からのお客様も、丁寧に選んでくださっていますよ。


下駄のストラップや扇のストラップ、福結びだるまストラップなどはとくに、
高野山のお土産品としておすすめです。
しゃくなげのブローチなど、高野山に咲く花をモチーフにした
アクセサリーもございます。


これから、秋の新作入荷も予定しております♪
洋もののビーズを使って、和のテーマにとりくんだ意欲作の数々は、
見ているだけで心が楽しくなりますよ。

お値段も、500円~ と、お手ごろです。
高野山のちいさくかわいらしいお土産に、LISAさんのアクセサリーをぜひどうぞ!

2017年7月4日火曜日

花園、静寂の味わい。あじさいはまだ早いです。

おひさしぶりです、高野槙と喫茶の店 蜩(ひぐらし)です。
前回の記事から、何か月たったことか…(汗
トイレ改修と店内床の張り替え工事も、4月に無事終わりまして、
ええっと今は、…もう7月ですね!(;^_^A

育児が日に日に大変になってきて、私(ATSUKO)は
お店にあまり出られなくなっています。
子どもは7月で1才半になります。

6月29日、高野・龍神スカイラインを車で走って、
花園あじさい園のあじさいを見に行ってきました。
標高1040メートルの山のあじさいは、見ごろにはまだ早いと思ったのですが…
→早かったです。まだ、色づいていませんでした。
見ごろは、例年7月10日ごろからのようです。

夕刻の花園の静けさは、魅力があります。
高い山の上で人もまばらだし、もちろん少し寂しいのですが、
それが味わい深いのです。


花園あじさい園には、手書きの看板がたくさんあります。
この看板たちが、よい風情を作ってくれているんですよ(*^^*)


ことしの6月は、お客様が少なく、高野山は静かな日が多かったです。
例年の梅雨の時期よりも、さらに少なくて。
というわけで、お店を早めに閉めて、家族3人で花園へ行ったのでした。


子どもはあじさい園で思う存分、走り回って遊ぶことができました。
高野山は、ちいさな子どもがゆったりと歩いたり、遊んだりできる場所が
とても少ないのです。


7月に入って、高野山もかなり暑くなってきています。
当店ひぐらしでは、ひんやりしていただける週末限定メニューとして、抹茶豆乳ぷりんを
お出ししています。450円です。


抹茶の深みを、とろ~り、とろける濃厚ぷりんで味わっていただけます。
豆乳好きの方にも、外せないメニューです。

当店のスイーツ、自家製チーズケーキ、抹茶豆乳ぷりんは、
「やばい!」「半端なく美味しい!」等、
高い評価をいつも、いただいております( ^^) _U~~
450円は、かなりお得値かと。

店内でのアクセサリー販売も始めております。
また別記事にて、ご紹介いたしますね。

ことしの夏も高野山の私たちは、エアコンなし、冷風機と扇風機だけで
乗り切ります☆(汗だくになりますが(^^ゞ)
店内も、扇風機で、入口はのれん、
こうやまきの販売スペースは窓を取り外しております♪
夏の自然を感じてくださいね★

季節の変わり目です。皆さま、くれぐれもご自愛ください。

2017年3月17日金曜日

まもなく店内改装工事が始まります

高野槙と喫茶の店 蜩(ひぐらし)です。

お彼岸前の高野槙の全国発送も、一段落つきました。
ブログが更新できないまま、あっという間に3月になりました。
2月は、高野山ケーブルカーが故障でしばらく運休となり、
代行バス、代行タクシーで移動することになるなど、
高野山の住民、参拝・観光のお客様には、きびしい冬でもありましたね。

                (高野山道路からの雪景色)

(壇上伽藍近く)

でも、こうや(高野山)ももう、春の気配が感じられます(^^♪
あられ、みぞれ、雪など、まだすこしは降りますけど(^-^;

既存メニューの改良をこころがけ、新メニューの開発にもとりくんでいきたいです。

      (直火焼きサンドウィッチ 単品700円 ドリンクセット950円)

               (抹茶オレ 480円)

さて、いつの時代の遺物か、ものすごい年代物の当店の「御手洗い」。
ついに、この御手洗いの改装工事が始まることになりました!!
工事の日程が遅れていたのですが、3月下旬から20日間ほど、
改装工事となる予定です。

工事中は高野槙店、カフェともに休業いたします。
みなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、
生まれ変わった新しい設備で、
春、4月からみなさまをお迎えしたいと思います♪♪
どうぞよろしくお願いいたします。

2017年1月12日木曜日

冬の山は一日が短い/高野槙のメール受付始めます

高野槙と喫茶の店 蜩(ひぐらし)です。

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。
新年からお店に、一本ものの高野槙を飾っており、
カフェのお客様にお喜びいただいております。


昨年の10月~12月は、私が多忙だったため、ウェブ広報をお休みさせていただきました。
マイペースな広報ですが、また再開いたしますので、
時々こちらをのぞいてみてくださいね。

さて、今年は暖冬のようですが、冬の高野山は、
やはり日が暮れるのが早いです。
夕方になると、急に真っ暗な山の上に変わり果てます。
冬はお客様も少ないため、
早い日は、夕方4時台~5時すぎに店を閉めて、
6時台に夕ご飯を食べて、
7時から1歳になった子どもと遊んで… という生活の店主。

冬の山は一日が短い。
「その分、出来た自由な時間を、有効に活用しなければ!!」と、
冬はよけいに、「お店の改善や自己研鑽など、何か成果の出ることをしなければ」という
プレッシャーを自分にあたえてしまう私(;^_^A

店主は、そういう時間感覚はあまりないようです。
およそ店主に、「隙間時間の活用」とかの意識があるのだろうか?
と思うくらい、「時間をこう使うべき」という「べき意識」から自由な人、
高野山の自然時間の中で暮らす人であるなと、思います。

(高野山麓、かつらぎ町志賀の風景)

とはいえ、ゆったりしているようで、何かとバタバタしているひぐらし。
カフェを営業している時間帯は、お客様対応のため、
高野槙のご注文のお電話に出ることができないことがあります。

そこで、お電話、FAXに加え、メールでの送り槙のご注文受付を
始めることにいたしました。

koyasan.higurashi@gmail.com
まで、ご注文、お問い合わせのメールをお送りください。

それではまた、お会いしましょう!

2016年9月21日水曜日

霧雨の秘境へ~「どこからも遠いここ」にいること~

高野槙と喫茶の店 ひぐらしです。

台風がくる前日、天気がよくなかったのですが、店主が高野槙の苗(根付き)を
仕入れに行くのについて行きました(^^♪(子どもも一緒に♪)

苗を仕入れに行く先は、大滝という、高野山よりさらに「けた違い」の山奥、
まさに「秘境」です☆

急こう配の山道、冬は雪のため、宅急便は途中でトラックを降りて、
歩いて配達されるとのこと。
いえ、宅急便や郵便が、冬もきちんと無事に届けられていることに
感嘆してしまうほどの「秘境」なのです(;^_^A

先日の夕方は、ひぐらしのある商店街も、雨が降って霧がたちこめていました。


大滝では、なかなかの難コースになる予感!!
(大滝は、普段でもこんな山道です↓)



ところが運転する店主は、大滝の急こう配の山道を、
「カエルさんがいるからな」と、慎重に「カエルさん」をよけながら
楽に進みます。

いくら無類の動物好きだからといって… 店主には絶句します(・・;)

霧がたちこめている高野山って、でも、私は好きなんです。
「どこからも遠いここ」=高野山にいることを感じさせてくれる光と闇の光景が、
心にしみるのです(*^^*)
(私のほうが絶句?!(^^ゞ)

もちろん、車の運転は注意を要しますけれどね。

さて、いただいてきた高野槙の苗はこちら↓



元気な苗、地植えにも鉢植えにもできます。1本1500円です。
苗の左にあるのは、苗を分けていただく大滝のNさんがおすそわけしてくださった、
Nさんが育てておられるお野菜です(*^^*)

私は霧の高野山が好き。
そして、冬の高野山が好き。今からなんと冬が、待ち遠しいのです(^^)/





高野山の厳しい冬が好きだ、という人は、なかなかないそうです。
「こうや暮らし」に、私は向いているのかなぁ…(^-^;

2016年9月13日火曜日

店主はパソコンができない~世界が変わる過渡期~

高野槙と喫茶の店 ひぐらしです。

店主は、実はパソコンができません。
キーはゆっくりなら打てるのですが、お店でもパソコンを使ってはいるのですが、
私から言わせれば、ネットにもつながっていなくて「ワープロ状態」(涙)。
パソコン用語はわかりません。

54歳の店主は、スマートフォンも、昨年末、子どもが生まれる直前になってようやく、
私から、「中身が老齢すぎる」(見た目に反して!)とさんざん言われて、
使うようになったばかりなんですよ。

この店は、そして店主は、「昭和の暮らし」「昭和の考え方」「昭和の働き方」…
そういう「昭和」がもう、満載の内容となっております…!!(;^_^A



毎月の請求書も、店主はカーボン紙に木製のすごい年季の定規を
使って、「手書き」で作っています(ここまでくれば、あっぱれ~)。

手書きがダメ、とは言いません。
昭和の暮らしのよさもわかります。

でも… 私は孤独でした。
パソコンをあたりまえに通して見る世界のこと、いっさい店主とは話せないのですから。


昨日、店主に「孤独なんよ。パソコンがわかるようになってほしい」と、話してみました。
昔気質な店主を怒らせないように、やわらかく話しました(^^;
すると店主は、「店にパソコンを、中古で買ったらええのやな」と。

たしかに、居住スペースの私のパソコンとスマートフォンだけで、店のデジタル作業をこなすのは、
とても不便で限界があります。

店にワープロ状態でない、Windows10のパソコンがあったら、どんなにいいだろう!!!
楽しみです~!!

高野山には、こんなふうに、「時計が長年、止まっているのだろうか」
と感じるような「昔ながらの風景」「昔のやり方」「昔の考え方」が、
あちこち、大事に残っているように思います。

外からの移住者がそれに接して、
「それまでの常識的感覚が通じない」孤独を感じることが、確かにあるんですよね。


「昭和のやり方」が必要に応じて、新しくなっていくとき。
私と一緒に、古い店を立て直して、2年。
店主の世界も激変したと言いますし、
私も、「高野山が『じぶんの世界』になっていく」、
そう私の世界も、激変しようとしている今なのだと思います(*^^*)

2016年8月30日火曜日

山の夕焼けは燃えるよう~孤独を覚悟する~

高野槙と喫茶の店 ひぐらしです。
今日は高野山は冷えました。涼しいというより、寒いくらいでした。

夕方、店主と子どもと三人で、高野・龍神スカイラインを車で走りに行きました。
野迫川村まで、走ったのですが、夕焼けが燃えるようなオレンジで、
輝いていました。


↑スマートフォンのカメラでは、とても「燃えるようなオレンジの夕焼け」が
写せませんでしたが… ごうごうと燃えるようなんですよ。驚きました。



やっぱり撮れてない…(残念)(;^_^A

こんな絶景を見ているときは、ふしぎとあまり孤独ではないんです。

高野山に住んでいると言うと、「寂しくないですか」と、時々きかれます。

寂しいというより…、「寂しい」というと、ちょっと行けばだれかに会えるくらいの距離の場合に
感じるような気持ちじゃないかと思って。

ここでは、そして車の運転がまだにがてな私は、友人や仲間には、
めったなことでは会えない距離だと感じているので、
「寂しい」というより、「孤独だ」と言ったほうが、しっくりきます。

うわ~ やっぱり高野山って、孤独を知る土地なんだ。
→もちろんそうです。

でも、都会の人混みにもまれていても、高層マンションに住んでいても、
アパートでも一戸建てでも、孤独を感じるときがありますよね。

孤独を覚悟する… タイトルに、そう書いてはみたけれど、
どこに暮らしても、やはり孤独は、たやすい「生活の友」ではありませんね(^-^;

私が高野山に来て、暮らして、どんなことを感じ考えているのか。
人はなぜ、孤独を生きることができるのか。

そんなことも、これから少しずつ、書いていきたいと思います(^^)/

2016年8月24日水曜日

新作「抹茶豆乳ぷりん」/アイスクリームと規律

高野槙と喫茶の店 ひぐらしです。
お盆を一週間も過ぎると、高野山はなんとなく秋の気配が
してきているように思います。
とんぼがたくさん、飛び交って。

さて、新作の和スイーツのご案内です。

抹茶豆乳ぷりん
Powdered Green Tea Pudding (Containing Soymilk)  450円


海外からのお客さまに、「牛乳ではなく、豆乳を使ってほしい」と言われることが多いんです。
また、お抹茶や抹茶オレも、人気メニューですので、
「抹茶×豆乳」で和のスイーツを作りました。

お抹茶、実に濃厚です。けれど豆乳がベースですので、なめらかな食感で
すいすいとお召し上がりいただけると思います(^^♪
8/27(土)から、数量限定のメニューでお出しします☆

メニューカードはじめ、POPも昨日、作りました!



盛夏から始めたミックスジュース(500円)も、
お子さまから、女子会・男子会・カップルのお客さままで、
幅広くご注文いただいています♪


こちらは、「昔ながらのミックスジュース」ですね。
くだものが豊富に、バランスよく入っていますよ~( ^^) _U

高野山もこの夏は、当店もそうですが、冷房のない店舗は
とくに大変だっただろうと思います。

お客さんの少ない夕方になると、毎日のように、「暑さを乗り切った!!」と、
店主と慰労のアイスクリームを食べていました(^-^;
いくらお客さんがいない間だとはいえ、営業中のお店で
アイスクリームを堂々とほおばるなんて… →店主にそんなことを言っても無駄です。

暗黙のもの含め、規律でがんじがらめの社会と無縁に、
高野山で生きてきた店主。
マチ(都会)の規律を「絶対」とするのも、どうなのだろう?
店で店主がアイスクリームをほおばる風景… 
こういう田舎の自由な作法も、「アリ」じゃないかな? と思い直す、最近の私です(*^^*)

そうして、戸惑いながらもアイスクリームのおやつに、毎日とびつくのでした!(^^♪

2016年7月21日木曜日

標高1040メートルの山のあじさい

高野槙と喫茶の店 ひぐらしです。
海の日を含む三連休(7/16・17・18)は、昨年の高野山開創1200年を
すこし思いだすようなにぎわいでした(やはり、昨年の人出はすごかった…)。

7/15夕方、7/16朝と、店主の提案で、花園あじさい園のあじさいを
見に行ってきました。
とてもきれいだったので、二日連続で高野・龍神スカイラインを車で走って、
標高1040メートルの山のあじさいを満喫してきたんですよ♪


高野山よりちょっと涼しい。あじさいの見ごろが、平地より1か月もおそいんですね。


同じくあじさいを見に来ていた方にシャッターをお願いして、珍しく、家族三人で撮影♪
お店の仕事の前後に急いで駆けつけたので、店主は「よれよれ仕事着」ですけど(^_^;)



しゃくなげも、きれいな所なんですね♪
来年は見に来よう!!



↑手作りの看板が、味わいありますね~!(^^)!

さて、お店は「夏仕様」に変えています。入口をのれんにしてみました(^.^)



本当によく風が入ってきてくれます。
「のれんで涼をとる」なんて、この酷暑の夏、それができる土地は多くないですよね、きっと。
ひぐらしも私たちの居住スペースも、今年も「エアコンなし、扇風機だけ」でがんばれています♪



お店のカフェカーテンも、新しくできました!(^^)!


和の柄で、すっきりしました。

後味さわやかな、期間限定 手作り・桃のジャムトーストも、ご注文いただくことが
増えました(*^_^*)



また、ただいまお盆前の高野槙の全国発送、ご注文を受け付けております。



ひぐらし 0736-56-2216 まで、お電話ください。